ロキシーとルーデウスの再会はいつになるんだろう?
2人は結婚とかするんだろうか?
少女時代とか、ロキシーの歩んだ人生も知りたいな。
ロキシーは、主人公ルーデウスの魔術の家庭教師として登場。
見た目は可愛い少女ですが、中身は年増のお姉さんで凄腕魔術師。
このギャップにやられた読者、視聴者の方は少なくないでしょう。
ロキシーはルーデウスと別れた後もメインで登場する重要人物です。
彼女とルーデウスは再会するのか?
また彼女はどんな幼少時代を過ごし、ルーデウスと今後どうなっていくのか?
ロキシーの歩む人生を徹底解説していきます!
- ロキシーの少女時代(ルーデウスと出会うまで)
- ルーデウスとの出会い
- ルーデウスと別れた後のロキシー
- ルーデウスとは再会し結婚する
- ロキシーとルーデウスの結婚生活
- ロキシーはルーデウスと添い遂げる
ロキシーの人物概要
名前 | ロキシー・ミグルディア・グレイラット (グレイラット姓は結婚後) |
生年(甲龍暦) | 373年 |
種族 | 魔族(ミグルド族) |
立場・肩書・二つ名 | ルーデウス2人目の妻 水王級魔術師 ラノア魔法大学校長 甲龍歴400年代を代表する魔術師 |
ロキシーの特徴や性格
ロキシーは魔大陸ビエゴヤ地方にある、「ミグルド族の村」出身。
ミグルド族には以下の特徴があります。
以上のとおり。
ロキシーもルーデウスと出会った時点で37歳だったことがわかっていますが、見た目は15歳前後の可愛い女の子。
ロキシーは、幼くて小さい自分のことを「ちんちくりん」と、よく自虐しています。
ミグルド族は「念話」が使えますが、なぜかロキシーは使うことができず、生涯使えるようにはなりませんでした。
ロキシーの性格はとても勤勉で、生涯魔術の研究を続けています。
後にラノア魔法大学の校長となり、世界的に有名な魔術と教育の権威にまでなります。
ですが、やる気になりすぎると失敗してしまう、「ドジっ娘」な一面も。
恋愛に関してはとても初心で、「迷宮に潜ってピンチに遭った時に、颯爽と助けてくれる青年」に憧れているとか。
ロキシーの人生
それでは、ロキシーの少女時代から順に、その生涯を時系列で見ていきましょう。
ロキシーの少女時代(ルーデウスと出会うまで)
ロキシーの出身地である「ミグルド族」では皆が念話で会話し、言葉を話せるのは村の長など、一部の人間だけです。
つまり村全体で、声を出すような会話がなく、静寂が支配する村。
そんな中、生まれつき念話が使えなかったロキシーは、他人とコミュニケーションが取れないことに悩み、孤独感を感じるようになります。
両親のロインとロカリーは魔神語を勉強して会話ができるようになりましたが、他人と会話ができないロキシーにとって「居心地の悪い場所」には変わりがなかったのです。
そんなロキシーはある日、空腹で行き倒れていた冒険者で魔術師の、「ブラッディ・カント」を見つけ、助けてあげるのでした。
彼女の滞在中、ロキシーはカントから魔術を教えてもらい、初級魔術まで使えるようになります。
ですがカントはそこまで魔術を教えると、置き手紙を残し次の旅に行ってしまいます。
「ミグルドの村」から出たいと思っていたロキシーはこの時14歳。
師匠ブラッティ・カントを追うように、家族に告げずに旅に出るのでした。
旅に出てすぐリカリスの町で、冒険者パーティ「リカリス愚連隊」に加入します。
リカリス愚連隊パーティメンバーはこちら。
ロキシーはしばらく「リカリス愚連隊」で活動していましたが、リーダーだった「ハーケンディール」が崖崩れの下敷きとなり死亡、パーティーは解散してしまいます。
ちなみにノコパラとブレイズは、ルーデウスが魔大陸に飛ばされて、リカリスの町に寄った時に偶然会っていますね。
「馬面」と「豚頭」の男です。
ルーデウスにとっては、どちらもあまり良い印象ではなかったでしょうが…。
話を戻して、ロキシーはその後1人で旅を続け、アスラ王国で「ブラッティ・カント」師匠と再会します。
彼女の本執筆の活動をしばらく手伝った後は、再び旅に出て、ラノア魔法大学へ入学。
5年生となった頃に、教師である水聖級魔術師ジーナス・ハルファスに師事しますが、ジーナスの物言いがあまりに辛辣だったことから、仲違いしてしまいます。
卒業資格を受け取りますが、ジーナスとはケンカ別れ。
7年間生活したラノア魔法大学をあっさりと去るのでした。
ロキシーがルーデウスと出会うまでのお話は「無職転生~ロキシーだって本気です~」で読むことができますよ。
ルーデウスとの出会い
ラノア魔法大学を出たロキシーは、再び冒険者をしながらアスラ王国へやってきます。
そこでブエナ村での家庭教師の募集を見かけ、依頼を受け、アスラの片田舎ブエナ村を訪れます。
ここからが本編「無職転生~異世界行ったら本気出す~」のストーリーに繋がります。
ここで、3歳のルーデウスと出会うんですね。
出会った当初は「親バカが子供に才能があると勘違いしている」と思っていたロキシーでしたが、ルーデウスがいきなり無詠唱で「ウォーターボール」を放ったのを見て驚きます。
なにせ、ラノア魔法大学にいた時でも「無詠唱」で魔術を使える者は見たことがなかったからですね。
しかも、ルーデウスはまだ3歳です。
ロキシーはルーデウスに魔術を教えつつ、パウロ家や村の手伝いをして過ごします。
魔族ということで、当初は村の人々に警戒の目で見られていましたが、徐々に受け入れられるようになります。
パウロやゼニス、リーリャも冒険者の経験からか、魔族に対して抵抗がなく、気兼ねなく接しています。
ルーデウスはめきめきと魔術の腕を上げていくのでした。
ルーデウスとの別れ
ルーデウスは魔術の習熟が極めて早く、ロキシーが家庭教師になってからわずか2年で、自身と同じ水聖級魔術師となります。
ロキシーは、この時にはじめてルーデウスを家の外に連れ出します。
前世のトラウマから家から出られなかったルーデウスは、あっさりとトラウマを解消してくれたロキシーに感謝し、以後は「神」と崇めるようになります。
5歳になったルーデウスに、あっという間に追いつかれたロキシーは、自身の無力さを思い知り、魔術の研鑽のために、再び旅に出るのでした。
ロキシーはこの時に、卒業祝いとして「ミグルド族」のお守りをルーデウスに渡しています。
ルーデウスと別れた後のロキシー
ルーデウスと別れた後のロキシーは、しばらく冒険者を続けていましたが、シーローン王国郊外にある地下25階の迷宮を単独踏破してしまいます。
ちなみに、迷宮に潜った目的は「迷宮の奥底で人族の青年にピンチを助けられそのまま恋に落ちる出会い」を求めるという、何とも”よこしま”な動機。
まぁ、この時は夢が叶わなかったワケですが…
「迷宮単独踏破」は周辺で有名となり、シーローン王国から宮廷魔術師として雇われることになり、第6王子である、「パックス」の家庭教師をすることになります。
しかし、パックスは部下の恋人や家族を人質に取って”言いなり”にさせたり、ロキシーにセクハラをするなど、傍若無人っぷりが目立つようになります。
そんな折、フィットア領上空で魔力災害が発生しているのを目撃。
パックスに嫌気が差していたのもあり、かつて世話になったブエナ村の様子を見にいくため、シーローン王国を出奔するのでした。
フィットア領ブエナ村に到着したロキシーは、変わり果てた村に愕然。
ルーデウスやその家族も行方不明になっていることを知ります。
そこへ偶然、元黒狼の牙パーティメンバーだった、「エリナリーゼ」と「タルハンド」と出会います。
2人はパウロの家族捜索の呼びかけを掲示板で見て、同じくブエナ村へやって来ていました。
3人はパーティメンバーを組み、ルーデウスの家族捜索の旅をはじめます。
約2年の捜索の後、3人は魔大陸まで来ていました。
ある酒場で飲んでいたところ魔界大帝キシリカと遭遇。
キシリカの「万里眼」で、ルーデウスの居所が中央大陸、ゼニスがベガリット大陸の迷宮都市ラパンに居ることを教えてもらいます。
ここで3人はパーティを解散し、ロキシーとタルハンドはミリス神聖国にいるパウロへこのことを伝えに、エリナリーゼはルーデウスのいる中央大陸へ向かうのでした。
ロキシーとタルハンドはパウロと合流後、ベガリット大陸へゼニス救出に向かいます。
ちなみにこの頃には、エリナリーゼとは親友と呼べる間柄となっており、今後2人は長い付き合いになります。
ルーデウスとの再会
パウロ一行のゼニス救出隊は、迷宮都市ラパンにある「転移迷宮」にゼニスが入ったという情報を聞きつけ、この迷宮への捜索を開始します。
ゼニス捜索に参加したメンバーは以下のとおり。
元S級冒険者である「黒狼の牙メンバー」が3人いたものの、いまだ踏破した者のいない高難易度の迷宮だったため、思うように捜索は進みません。
何度も迷宮へアタックする中、ロキシーは魔物の攻撃を避けた際に、どこに飛ぶかわからない「転移魔方陣」を踏みぬいてしまい、1人迷宮内でさまようことになってしまうのでした。
一か月もの間迷宮を”さまよう”も脱出できず魔力も枯渇、とうとう魔物の群れに囲まれて最期かと思った時、1人の青年が壁を突き破り、水魔術「フロストノヴァ」で周囲の魔物を一瞬で凍り付かせます。
そして青年はロキシーに駆け寄り「あぁ、良かった…」と言ってロキシーを抱きしめます。
そう、この青年がルーデウスでした。
ルーデウスはエリナリーゼと共に救援に駆けつけ、パウロ達と迷宮探索中にロキシーの気配を感じ、危機一髪で間に合ったのです。
ゼニス捜索の救援に駆けつけたのはこの2人。
ロキシーは自身が思い描く、「恋人との出会いのシチュエーション」に、ルーデウスに一目惚れするのでした。
その後、ゼニスの救出には成功するものの、迷宮の守護者「ヒュドラ」との戦闘でパウロは亡くなってしまいます。
救出したゼニスも「廃人」となっており、ルーデウスの心は折れてしまいますが、ロキシーは自分の身を捧げて、ルーデウスを立ち直らせます。
ロキシーはルーデウスが既に結婚していることから身を引こうとしましたが、エリナリーゼの後押しもあり、ルーデウスからロキシーとの結婚をシルフィに相談することになるのでした。
ロキシーが恋に落ちるアニメのシーンはドキドキしましたね!
ルーデウスとの結婚
ベガリット大陸から魔法都市シャリーアへ帰還した一行は、家族にゼニス救出とパウロの死亡を報告します。
悲しい報告だったため、皆が落ち着いたタイミングでルーデウスは、ロキシーと結婚したいことを家族に話します。
ですが、敬虔なミリス教徒であるノルンは反対。
ノルンはロキシーに対して、すぐに出ていくように罵倒してしまいます。
ロキシーは涙ぐみながら、荷物を抱えてルーデウス家を出ようとしますが、シルフィが呼び止め、あっさりとロキシーの結婚を了承するのでした。
シルフィは、ルーデウスが女好きなグレイラットの血筋なので、「他の女性を連れて来るのは時間の問題」と考えていたそう。
こうして、ロキシーはルーデウスの2人目の妻として迎えられるのでした。
エリスを家族に迎え入れる
ルーデウスと結婚したロキシーは、母校であるラノア魔法大学で教師になり、妻と教師の生活を送っていました。
ちなみにここで、かつての師ジーナスとは仲直りしています。
結婚から2年が経った頃、ルーデウスは未来のルーデウス(通称老デウス)と遭遇。
この時、ロキシーは妊娠していますが、老デウスの未来だと、ロキシーは魔石病にかかり母子共に命を落とすことを聞かされます。
そして老デウスから、以下3つの忠告を聞くのでした。
ルーデウスはシルフィとロキシーに相談し、「エリスに手紙を送ること」「もしかしたら3人目の妻に迎えるかもしれないこと」を伝えます。
ロキシーは、自分も2人目の妻だったからか多妻について抵抗がないらしく、特に反対しませんでした。
その後ヒトガミに、「オルステッドを殺してくれたらキミの家族に手を出さない」と脅されたルーデウスは、オルステッドに奇襲をかけるも、惨敗。
命を取られるその刹那に、エリスが助けに来るのでした。
この時、駆けつけたロキシーは妊娠中だったため戦うことはできませんでしたが、必死にルーデウスを逃がそうとします。
結果、オルステッドに負けてその傘下に入ることになりますが、誰も失うことなく戦いを終えることができました。
ルーデウスは、最大のピンチで自分を助けてくれたエリスに惚れ直します。
ロキシーは快くエリスとの結婚を了承し、ルーデウスは彼女を3人目の妻に迎えるのでした。
ララを出産
オルステッドと戦った翌年、アスラでの政争からルーデウスが帰還してすぐに、ロキシーはララを出産します。
この時の出産は難産でした。
ロキシーは種族柄、身体が小さく、一方で子供は人族とのハーフで身体は大きめ。
そのせいか、赤ん坊の肩が引っ掛かってしまったそう。
しかし助産婦は熟練とも言えるリーリャと、天才肌の娘アイシャ。
母子共に、無事に出産することができます。
ララはシルフィ曰く、「目元はロキシー、口元はルディ」で、ふてぶてしい顔をしていたそう。
髪色はロキシーと同じ青色。
ララはロキシーと瓜二つだったため、後にルーデウスは、よくララをロキシーと間違えて抱きついたりしています。
再びシーローン王国へ
ロキシーが出産してしばらく経った頃、ルーデウスの親友であるザノバが、母国シーローンから招集を受けます。
シーローン王国は、第6王子パックスによるクーデターにより混乱しており、これに付け込み北の国からの侵攻の兆しがありました。
ルーデウスはザノバの身を案じ、共にシーローンへ行くことを決め、ロキシーも同行を願い出ます。
オルステッド曰く、パックスは後に共和国を創り、その国からヒトガミにとって邪魔な存在が誕生するとのことでした。
このことからオルステッド陣営としても、今パックスに死なれては困るという事情があったんですね。
ロキシーとしては、かつてシーローンの宮廷魔術師で、パックスの家庭教師をしていました。
そのパックスがクーデターを起こしたことに、少なからず責任を感じていたんですね。
シーローンへ向かったメンバーはこちら。
再会したパックスからは、北部にある要衝「カロン砦」の守りを命じられます。
敵との兵力差は10対1と厳しい条件の中、無事に「カロン砦」を死守します。
しかし今度は本国で反乱が起き、パックスは籠城。
ザノバ一行は城へ急行しますが、自分の運命に絶望したパックスは、目の前で自害してしまうのでした。
死に際にパックスは、ロキシーが自分を認めてくれなかったことに悔しさをにじませます。
ロキシーは、ルーデウスという優秀な生徒を見ていたため、それに劣るパックスをどこか冷めた目で見てしまっていたんですね。
ロキシーは、「自分がパックスの性格を歪めてしまった」と涙するのでした。
そんなロキシーにルーデウスは、「自分はロキシー先生の教えのお陰で、幸せになりました」と言葉をかけます。
ひとしきり、ルーデウスの横で泣いた後、ロキシーは立ち直るのでした。
決戦でのロキシーの活躍
シーローンでの一件から約3年後、ヒトガミの使途となったギースの居所を突き止め、ルーデウス達は最期の決戦に向けた準備を始めます。
ロキシーはラノア魔法大学の教師のかたわら、魔方陣の研究をしていた知識を活かし協力します。
まずは各班に別れ、ロキシーが作った転移魔方陣のスクロールを世界各地に設置し、素早い行き来を可能に。
次いで、仲間となりそうな実力者達を探すことになります。
ロキシーはエリスと共に、ビヘイリル王国第三都市「ヘイレルル」へ向かいます。
転移魔方陣を設置し情報収集した所、鬼神が住処である鬼ケ島から出て、第二都市「イレル」にいることが判明。
ロキシーとエリスは、ルーデウスに連絡しようと転移魔方陣を隠した場所に行きますが、転移魔方陣は停止しており、他の転移先に異常があったことに気づきます。
そして、魔法都市シャリーアが襲撃された可能性が高いことも。
転移魔方陣が無ければ、遠く離れたシャリーアには行けないことを悟り、ルーデウスと合流するべくスペルド族の村へ向かいます。
スペルド族の村に到着するも、ルーデウスは行方不明でした。
集まった面々が今後の方針で会議が紛糾する中、ルーデウスが帰還します。
ルーデウスは、敵となっていた「剣神ガル・ファリオン」と「北神カールマン三世アレクサンダー」に奇襲を受け、地竜谷へ落とされ、そこから戻ってきたのでした。
ザノバもその後到着、道中でペルギウスの僕「アルマンフィ」と連絡を取り、シャリーアの家族が無事であることがわかり、ロキシーはじめ家族は安堵します。
最期は「闘神バーディ」との戦いになり、これに当たったメンバーがこちらのとおり。
しかし、「闘神」をまとったバーディはこの人数をものともせず、あっという間に戦線は崩壊。
ルーデウスも最期の一撃を食らうかと言うところで、増援に助けられます。
ここでロキシーが、2日がかりで取り掛かっていた、魔道鎧「零式」の召喚に成功。
ルーデウスは急いでこれに乗りこみ戦線へ復帰、どうにか「闘神バーディ」を封印することに成功するのでした。
決戦で活躍したロキシーの開発品
ロキシーはこの決戦の戦闘に、直接参加はしませんでしたが、魔術のスペシャリストとして数々の開発品や戦いのサポートをしました。
それがこちらのとおり。
転移魔方陣は転移元と先を設置すれば、以後は「どこでもドア」のように簡単に遠方と行き来が可能になります。
魔道鎧「二式改」には、連続で魔術を繰り出す「ガトリング装置」や、ボタンを推すと自動で対応したスクロールが発動する「スクロールバーニア」が搭載されています。
魔道鎧「零式」はあまりに大きく持ち運びが困難とい欠点があったため、「零式を召喚で呼び出す方法」を確立。
最期の決戦の際には、ロキシーが呼び出した「零式」が最後の切り札となりました。
リリを出産
最期の決戦を終えて数年が経った頃、ロキシーはリリを妊娠し、無事出産します。
リリもロキシーと同じ青髪をしている女の子。
のちに魔道具が大好きな、オタク少女へと成長することになります。
ルーデウスの最期を看取る
74歳となったルーデウスは、自宅でしばらく眠りについていましたが、ふと目覚めます。
そこにはシルフィとロキシーはじめ、多くの孫やひ孫がいて、オルステッドの姿もあります。
この時、残念ながらエリスは、数年前に先に旅立っています。
ロキシーは長寿のミグルド族であるため、この時も出会った頃とほとんど容姿が変わっていません。
ロキシーはルーデウスの頭を撫で「ルディ。お疲れ様でした」と声をかけます。
ルーデウスは「ありがとう、ロキシー師匠」と呼ぶのでした。
「師匠」と呼ぶあたりが、ルーデウスが生涯ロキシーを尊敬していたことがわかって感慨深くなります。
ロキシーの目からは涙があふれ、笑おうとした口元も歪んでいます。
ひとしきり皆と会話をしたルーデウスは、そのまま息を引き取るのでした。
こうしてロキシーは、ルーデウスと最期まで添い遂げることになります。
ルーデウス死後のロキシー
ルーデウス死後のロキシーについては、描かれている作品はありません。
しかし、ロキシーはミグルド族で寿命は約200歳。
ルーデウスとの年齢差は34歳。
ルーデウスが死去したのが74歳ですから、ロキシーはこの時108歳です。
つまりまだ、ロキシーの人生は折り返し地点ですね。
作者である「理不尽な孫の手さん」も、ルーデウス死後の話はいずれ執筆すると言われているので、そこで再びロキシーが登場したら“胸アツ”ですよね。
とはいえ、今のところ未定なので、気長に楽しみにしておきましょう。
ロキシーのもうひとつのストーリー
ロキシーには、もうひとつのストーリーがあったことがわかっています。
これは、未来から来たルーデウス(通称老デウス)が辿った人生での、ロキシーのお話。
結論から言うと、老デウスの人生ではロキシーは亡くなっています。
内容はこんなところ。
老デウスが辿った人生については、後々、別記事にて解説予定です。
何はともあれ、ロキシーが死んでしまう悲しい結末とならなくて、ホントによかったですよね。
こんなストーリーだったら、苦しすぎて読めませんでしたよ
【まとめ】ロキシーの人生は続く
ロキシーは幼少の頃には、1人だけ違う自分に疎外感をもっていました。
冒険者として飛び出した後も、魔族のため差別の目で見られたり、嫌がらせを受けたりと、辛い経験が少なくありませんでした。
しかし、ロキシーを快く受け入れてくれたルーデウス一家との出会いは、彼女の心を救ってくれたことでしょう。
実際、ルーデウスと再会した時にも、「わたしにとっては、第二の家族です」と言っています。
ルーデウスと結婚後は、妻として、教師として、充実した人生を送り、子供にも恵まれ、大家族で幸せに暮らします。
そして、ルーデウスと最期まで添い遂げることができました。
ロキシーは人族に比べて長寿のため、この後も人生は続きます。
今後の作品に登場するかは、かなり気になる所ですね。
これからも、「無職転生のその先のお話」から目が離せません。
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