アニメのエリス可愛かった~
ルーデウスとは悲しい別れだったけど、今後2人は結ばれるのかな?
エリスの今後が気になって仕方ない
エリスは無職転生のヒロインの1人。
9歳の頃にルーデウスと出会い、その後、多感な少女時代を共に過ごしました。
アニメ1期ではエリスとのエピソードがほとんどでしたから、ルーデウスと別れた後、彼女がどのような大人になり、「今後ルーデウスとどうなるか?」が、気になっている方も多いんじゃないでしょうか?
この記事では、「エリスの人物像とその生涯」についてご紹介していきます。
エリスの今後が「気になって仕方ない」という方には楽しい記事かと。
- エリスの人物像
- エリスはルーデウスと再会し結婚する
- エリスはルーデウスと生涯添い遂げる
- エリスの人生
エリスの人物概要
名前 | エリス・ボレアス・グレイラット (15歳以降グレイラット姓を捨てている) |
生年(甲龍暦) | 405年 |
種族 | 人族 |
立場・肩書・二つ名 | ルーデウスの3人目の妻 剣王(狂犬王) |
エリスの特徴や性格
エリスはアスラ王国を守護する武官貴族、「ボレアス・グレイラット家」の令嬢。
フィットア領、ロアの町出身です。
見た目は「ウェーブのかかった真紅の髪をもつ美少女」ですが、性格は狂暴で、幼少期から「狂犬」と呼ばれるほど。
家庭教師としてやって来たルーデウスを、初対面で「フルボッコ」にしています。
ですが、大切な人や尊敬する人を大切にするツンデレな一面も。
頭は弱めで、魔術も初級止まりですが、剣の才能に恵まれ、剣王ギレーヌからも「自分を超えるだろう」と言わしめるほど。
後にエリスは「剣王」まで昇り詰めます。
エリスは「業物の剣」をいくつか使用していますので、紹介しておきましょう。
剣の銘 | 剣の作者 | 手に入れた時期 |
無銘剣 | ユリアン・ハリスコ | 転移事件直後にロインから譲り受ける |
鳳雅龍剣 【剣神七本剣 魔剣】 | ユリアン・ハリスコ | 剣神ガルファリオンから、 免許皆伝の褒美として受け取る |
指折 【王竜王カジャクトの骨から作られた48の魔剣の1つ】 | ユリアン・ハリスコ | ルーデウスが龍神オルステッド配下 となった頃にもらうが、 エリスに譲る |
喉笛 【剣神七本剣 魔剣】 | ユリアン・ハリスコ | 剣神ガルファリオンを倒し 受け取る |
エリスの生涯
それではエリスの生涯を、時系列にご紹介していきましょう。
ルーデウスとの出会い
ルーデウスとはじめて会うのは、エリスが9歳の頃。
この時のルーデウスは父パウロの判断で、親戚にあたるボレアス家に預けられやって来ます。
パウロの判断には色んな理由がありましたが、そのひとつは故郷を離れ1人で生きていく経験を積ませる意味合いもありました。
ルーデウスは、令嬢エリスの家庭教師として、仕事を与えられます。
エリスはルーデウスを初見で、「私より年下じゃないの!」と言ってマウントを取り「フルボッコ」にしてしまいます。
実は、過去に来た家庭教師も病院送りにされて、何人も辞めています。
しかしルーデウスは諦めず偽装の誘拐事件を考え、見事助け出すことでエリスから「家庭教師」の座を許されます。
まぁ、この偽装誘拐は本当の誘拐事件に発展してしまいますが…。
エリスはルーデウスに恋心を抱く
その後もエリスの暴力は続きますが、ルーデウスは諦めずに家庭教師を続けます。
1年後、エリスの10歳の誕生日パーティでは、ルーデウスのエスコートでダンスを無事踊り切り、令嬢としての務めを果たすことができます。
ルーデウスが10歳になると、エリスはルーデウスを喜ばせたいと、自ら率先して誕生日パーティを企画してくれるんですね。
この頃にはエリスは、すっかりルーデウスのことが好きになっているのがよくわかります。
その夜、エリスは「赤いネグリジェ一枚」という出で立ちでルーデウスの部屋で待っていました。
エリスとしては、ルーデウスが3年も家族と離ればなれで「可愛そうだから一緒に寝てあげる」という理由ですが、裏にはエリスの父フィリップの「政略結婚の布石」という目的もあったようです。
ルーデウスはこの裏に気づき、お引きとり願おうと「エッチなことするかもしれませんよ」と言いますが、エリスは「ちょっとくらいならいいわよ」と、まさかの答え。
この頃のエリスは、「諦めずに自分を指導してくれるルーデウス」を尊敬し、恋心を抱いていたんですね。
ルーデウスは欲望に負け、一線を超えかけた所で、彼女の暴力の餌食に。
自己嫌悪のルーデウスにエリスは、「5年経ってルーデウスが成人したら…」と言うのでした。
ルーデウスの脳内で、「歓喜の舞い」が踊ったのは言うまでもありませんね。
翌朝、エリスはギレーヌと共に、ルーデウスの奥義を見せてもらうために、草原に向かいます。
ルーデウスが、水聖級魔術「キュムロニンバス」を発動させようとした所で、空の異変と閃光に包まれ、エリスは意識を失います。
転移事件後の旅路
エリスは気が付くと、夜の荒野で寝ていました。
横にはルーデウス、焚火の向こうにはスペルド族の男がいて、エリスは恐怖のあまり錯乱状態になります。
ルーデウスから、彼がルイジェルドという名前で、「自分達を助けてくれた」という話を聞いて、ようやく落ち着きを取り戻します。
ルイジェルドは、2人を故郷まで送り届けてくれることになり、3人は冒険者パーティ「デッドエンド」を結成、フィットア領までの旅を共にすることになるんですね。
エリスは旅の中で、いつも自分のことを気遣い、守ってくれるルーデウスに惹かれていくのでした。
約3年後、旅も終わりに差し掛かり、中央大陸の「赤竜の下顎」と呼ばれる渓谷を歩いていた所、「龍神オルステッド」と遭遇。
「ヒトガミ」についてルーデウスが質問すると、突然襲いかかってきます。
エリスとルイジェルドはルーデウスを助けようと、オルステッドに攻撃を繰り出しますが、全く歯が立たず戦闘不能に。
ルーデウスは持てる魔術で対抗しますが、オルステッドに胸を貫かれ、エリスは絶叫。
ルーデウスが命を落とすかと思われた時、オルステッドと共にいた「ナナホシ」が「生かしておいた方がいいかも」と言います。
結果、オルステッドはルーデウスに治癒魔術をかけて、一命をとりとめます。
エリスはルーデウスを抱え泣きながら、彼の命が助かったことに安堵するのでした。
アニメでのこのシーンは、バトルからエリスの悲痛な叫びまで、手に汗にぎる神回dしたね!
ルーデウスとの別れ
「デッドエンド」一行は、フィットア領に帰還し、ルイジェルドと別れることに。
成長したエリスを、ルイジェルドは「一人前の戦士」と認めます。
ちなみにこの時点で、エリスの剣の腕は「剣聖」の域に達しています。
エリスとルーデウスは、ブエナ村の難民キャンプに到着し、ギレーヌと執事アルフォンスと再会。
エリスの家族が亡くなっていることを聞くのでした。
その夜、エリスは「黒のワンピース」を着てルーデウスを訪ねます。
エリスは、「覚悟はできていたこと」「家族がいなくなったこと」を話した後、ルーデウスに、自分の家族になって欲しいと言います。
どういう意味なのか困惑するルーデウスでしたが、エリスから「ルーデウスの子猫が欲しいニャン」というセリフで理性は崩壊。
エリスはルーデウスと結ばれるのでした。
そこでエリスは、「ルーデウスが自分より小さかったこと」に気づきます。
そんな小さなルーデウスに「自分は甘えていた」ことを知り、「彼を守れる人間」になることを決意します。
翌朝書置きだけを残し、エリスはギレーヌと共に、剣の聖地へと旅立つのでした。
ちなみにこの時、ボレアスの名は捨てています
剣の聖地での修行
剣の聖地にやって来たエリスは、剣神「ガル・ファリオン」をザコ呼ばわりし、「倒したいのは龍神オルステッド」と言い放ちます。
剣神は試しに、門弟との手合わせをさせることに。
ジノは剣神の直弟子で、ニナは剣神の娘。
どちらも「剣聖」の腕前でしたが、エリスはあっさりと倒してしまいます。
その後、剣神とも手合わせしますが、こちらはあっさり負けてしまいます。
剣神はエリスを気に入り、「剣聖」の称号と、直弟子として鍛えることを告げます。
剣の聖地での修行に明け暮れるエリスは、まさに「狂犬」。
強くなることに執念を燃やし、苛烈な殺気をまき散らすほどでした。
剣神は「北帝オーベール」「水神レイダ・リィア」を招き、エリスに他の流派の剣も学ばせます。
剣の聖地で修行すること約5年、エリスは美しく、強い剣士へと成長します。
水神流はカウンター主体の流派のため、エリスの性格的に合わなかったようで、称号は授かっていませんが、水神流の特徴や対応について学んでいます。
免許皆伝を受けたエリスは、剣神から「魔界の名工ユリアン」が打った魔剣「鳳雅龍剣」を受け取ります。
当初は仲の悪かった「剣聖ニナ」や、水神と共にやって来た「水聖イゾルテ」とは、良きライバルであり、友人となります。
人付き合いが苦手なエリスに友達ができたっていう所が、心温まります
ルーデウスと再会し窮地を救う
免許皆伝を与えられ、ルーデウスを探しに旅立とうとしていたエリスの元に、ルーデウスからの手紙が届きます。
そこには、大きく3つのことが書いてありました。
既に2人の妻がいることには動揺するエリスでしたが、「龍神オルステッドに戦いを挑む」という言葉に、笑みを浮かべます。
なにせエリスは、ルーデウスと共にオルステッドと戦うために修行を積んできましたからね。
手紙を読み終わったエリスは、すぐさまギレーヌと共にシャリーアへ向かい、ルーデウスの家族と面会します。
ルーデウスが「1人でオルステッドを倒しに向かった」という話を聞いて、シルフィとロキシーと共に、ルーデウスを助けに急行。
エリスは間一髪、まさにオルステッドにトドメを刺されようとしているルーデウスの前に立ちふさがるのでした。
そして開口一番、「待たせたわね、ルーデウス」と言って、ルーデウスとの再会を果たします。
しかし、オルステッドの強さは圧倒的で、とても勝てる相手ではありませんでした。
オルステッドからの「降伏し仲間になること」という提案をルーデウスが承諾し、戦いを終えます。
この時エリスは、オルステッドから「本当に強くなったのだな。」と言われて驚かれています。
ルーデウスとの結婚
オルステッドとの戦いの後、エリスは”さも当然”という感じで、ルーデウスの家に住みはじめます。
しかし、ルーデウスはやや離れた所から様子を見る感じで、今後についての話ができずにいました。
ルーデウスはエリスに惚れ直していましたが、
どう言葉をかけていいのかわからなかったんですね。
そんなある日、ルーデウスはエリスの胸を本能的に”おさわり”してしまい、エリスの拳に見舞われます。
エリスは気を失ったルーデウスを膝枕しつつ、ようやくルーデウスと話ができました。
ルーデウスは「2人も妻がいる」と話しましたが、エリスはルーデウスの事が大好きです。
そこでエリスはルーデウスに決闘を申し込み、「ルーデウスが勝てば私は出ていき、自分が勝てば妻として欲しい」という提案をします。
ギレーヌ立会いの元、決闘で向かい合う2人でしたが、ルーデウスはこう言うのでした。
「エリス。俺は…お前が負けたら出て行くってんなら、俺の負けでいいよ」
中略
「それに…さっきは言いそびれたけど、その。俺も、お前のことがさ…その、好きなんだ」
引用:無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 15巻
エリスはルーデウスに抱きつき、ルーデウスはそれに応えてハグするのでした。
こうして、エリスはルーデウスの3人目の妻となります。
アスラ王国での戦い
結婚から1年も経たない頃、アリエルがアスラ王の座をかけた政争に向かうことになり、エリスも同行することになります。
アリエルに同行したメンバーはこちらのとおり。
エリスとギレーヌも同行することになったのは、2つの理由がありました。
エリスはルーデウスを護るために強くなった訳ですから、アスラ行きを聞くと当然のように旅支度をはじめました。
もう一つの理由は、かつてフィットア領転移事件の責を問われ処刑された、エリスの祖父サウロスが、アスラ王国貴族の誰かの策謀により殺されたのは間違いないと見られていたためです。
エリスとギレーヌは、サウロスの仇討ちの目的もありアリエルに同行するのでした。
アスラ行きの道中では、最初に「赤竜の上顎」と呼ばれる街道で襲撃を受けますが、これを退けます。
その後何度か襲撃を受けますが、無事アスラ入り。
「王都アルス」に入り、再び襲撃を受けることになります。
エリスは「北王ナックル・ガード」と対峙しますが、ルーデウスに「大丈夫よルーデウス。1人で勝てるわ」と力強く声を掛けます。
言葉どおり、エリスは「北王ナックル・ガード」を倒します。
王都にて、政争の場となるパーティではアリエルの勝利が濃厚となった所で、ダリウス上級大臣が北帝オーベールの護衛を受けながら逃走。
エリスはこれを追います。
追い詰めた所で、ダリウスの口から「サウロスを亡き者としたこと」を聞き、仇であることを知ります。
3人は死闘の末、北帝オーベールを倒し、ダリウスにギレーヌがトドメを刺すのでした。
アルスを出産
アスラ王国での一件の後、すぐにエリスは妊娠します。
しかし今度は、ザノバがシーローン王国から戦争による招集を受け、ルーデウスは同行することになるのでした。
エリスは気にすることなくルーデウスを送り出し、ルーデウスが帰還する10日程前、無事にアルスを出産します。
ルーデウスはシーローン王国での一件でパックスを死なせてしまっており、複雑な心境でしたが、自分の大切な人が欠けることなく帰還できたことを喜び、エリスを抱きしめてキスをします。
色んな感情が沸きあがり、泣きながらアルスを抱くルーデウスをエリスは、「もう、ルーデウスは泣き虫ね…」と言いながら、頭を撫でてやるのでした。
ルーデウスを愛するエリスの心が温かく感じるシーンです
決戦でのエリスの活躍【対 北神アレク&鬼人マルタ戦】
アスラ王国での戦いから約5年後、ヒトガミの使途となっていたギースが、ビヘイリル王国にいることが判明。
決戦への準備に向けてオルステッド陣営は作戦会議を開き、ルーデウスの家族も参加しての総力戦となります。
何人かのパーティーに別れ、有力者達を仲間に引き込みつつ、敵の動向を探ることとなり、エリスはロキシーと共に、ビヘイリル王国第三都市「ヘイレルル」へ向かうことになります。
向かった「ヘイレルル」でロキシーが作った転移スクロールを設置し、お互いの場所へ自由に移動ができるようにした後、鬼神が住処である鬼ヶ島から出ているという情報を掴みます。
一度ルーデウスと合流しようとしますが、転移魔方陣が停止していることが発覚。
ルーデウスがいる「スペルド族の村」へ徒歩で急行することに。
「スペルド族の村」へ到着したエリスとロキシーでしたが、ルーデウスは行方不明となっていました。
集まった面々は今後について議論を白熱させる中、エリスは「ルーデウスを探しに行くべき」と主張し1人で飛び出そうとした所で、ルーデウスが帰って来ます。
エリスがどれだけルーデウスを大切にしているかがわかるシーンですね。
ルーデウスは、「剣神ガル・ファリオン」と「北神カールマン三世アレク」の奇襲を受け、地竜谷の底に落とされていましたが、ドーガの助けで戻って来たのでした。
ここで、エリスは約10年振りにルイジェルドと再会。
掛け合う言葉は少なかったですが、ルイジェルドと肩を並べて戦えることを喜びます。
成り行きで決戦にもつれこみ、エリスはルイジェルドと共に、かつての師で敵となった「剣神ガル・ファリオン」と対峙します。
エリスはルイジェルドの力を借りて、見事「剣神ガル・ファリオン」を倒します。
最期に「ガル・ファリオン」は、エリスに自身の愛剣「喉笛」を渡し、命を落とすのでした。
「ガル・ファリオン」を倒したエリスは、すぐにルーデウスに加勢し、「北神アレク」「鬼神マルタ」と対峙します。
奇しくも、「デッドエンド」の再結成となるのでした。
「鬼人マルタ」は住処である鬼ヶ島をアトーフェに急襲されたことを知り、すぐに戦線離脱。
この混乱に乗じて、エリスは1人になったアレクの左手を切り落とし、アドバンテージをつくります。
北神アレクは逃走を図るも、ルーデウスの追撃により撃破するのでした。
決戦でのエリスの活躍【対 ギース&闘神バーディガーディ戦】
北神アレクを倒し、ひと時の休息があるも、すぐにギースが「闘神」を纏った「バーディガーディ」と共に襲撃。
エリスはルイジェルドと共に前衛アタッカーとして奮戦するも、瞬時に回復する闘神に苦戦し、戦闘不能に陥ります。
万事休すかと思われた時、「シルフィ」が応援に駆けつけ、全員を治療魔術で回復。
戦線を立て直し時間を稼いでいる間に、ルーデウスはロキシーが呼び出した「魔道鎧零式」に乗り込んで戦線に戻って来ます。
奮戦の末、もう少しでバーディを封印できそうという所で、ルーデウスはバーディの重い拳を受けて戦闘不能に。
バーディのトドメの拳が振り上げられた時、エリスが突っ込みバーディの腕を切り落としますが、この斬撃で愛剣「鳳雅龍剣」は折れてしまいます。
ルーデウスは、オルステッドから受け取っていた「王竜剣カジャクト」に、ありったけの魔力を注ぎ込みエリスへ投げます。
エリスは受け取った「王竜剣カジャクト」を振り下ろし、バーディを倒すのでした。
こうして、最終決戦は幕を降ろします。
エリスその後の人生
最終決戦以後はヒトガミの妨害はなりを潜め、平穏な日常が訪れます。
エリスは変わらず、剣の鍛錬をしながら、ルーデウスの仕事に同行し護衛をする日々です。
しかしエリスが30歳となる頃に事件が起こります。
ルーデウスは、アイシャとアルスが情事をしていた所を見てしまうのでした。
緊急家族会議が開かれ、アルスはだんまり、アイシャは必死に関係を認めてもらおうとしますが、ルーデウスは、この関係は認められないと言います。
この状況を見たエリスはアルスを殴り飛ばします。
エリスは女の子のアイシャが戦っているのに、
それを護ろうとしないアルスに怒ったんですね。
そしてアイシャとアルスは駆け落ちしてしまいます。
一年が経った頃、ようやく二人の居場所がミリス大陸にある小さな村だと判明。
ルーデウスと3人の妻は、現地に到着してビックリ、アイシャは妊娠していました。
アルスは「アイシャを護り生きていく」と宣言。
エリスはその覚悟を見るため、息子アルスとの決闘となります。
アルスは片手を切り飛ばされるほどの重症を負いながらも、「アイシャを護る」と譲りませんでした。
アルスのことを妻たちに任せ、ルーデウスはアイシャと話をして、アイシャを許します。
その後、アルスは成人したらアイシャと正式に結婚することを認められ、エリスはアルスの剣術の師として一人前に育て上げます。
エリスの最期
エリスは70歳を過ぎてなお、元気にトレーニングをしていました。
エリスは人族ですから、結構な歳なはずですが元気過ぎですね(笑)
ですがある日、ランニングと素振りをして帰って来るなりベッドに倒れ、そのまま逝ってしまいます。
こうしてエリスは、激動ではあれど、幸せに満ちた人生に幕を下ろします。
第一発見者はルーデウスで、悲しみのあまり3日間泣き続けました。
エリスのもうひとつのストーリー
エリスにはもうひとつのストーリーがあったことがわかっています。
ルーデウスは、エリスと再会する少し前に未来のルーデウス(通称老デウス)と遭遇します。
老デウスから語られた人生は壮絶なのもので、彼の人生ではエリスは亡くなってしまいます。
その経緯はこんなところ。
老デウスは、口下手なエリスの本心がわからず、亡くなった後にずっと自分を好いてくれていたことを知るんですね。
老デウスが辿った人生については、別記事にて解説予定ですので、もう少しお待ちください。
本編のエリスはルーデウスと結ばれてホントに良かった…
【まとめ】エリスは幸せな日々を送り天寿を全うした
15歳という若さで、両親や祖父など身内を失い、天涯孤独となってしまったエリスでしたが、ルーデウスと出会い結婚し、子供や大家族に囲まれて人生を送れたことは、とても幸せだったことでしょう。
老デウスの未来ではルーデウスから邪見に扱われ続け、最期まで天涯孤独の人生を送り、最期はルーデウスを庇って死んでしまうのですから。
本編のエリスが、幸せに生きた生涯には感慨深いものがありますね。
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