【無職転生】シルフィの幼少期から結婚その後の人生までを徹底解説

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シルフィとルーデウスって再会するの?結婚は?

シルフィがその後どんな人生を歩むことになるのか気になるわ~

シルフィは無職転生のヒロインの1人。

ルーデウスとは幼馴染で、二人はとても仲良くしていますね。

しかし2人は引き離されてしまいます。

「シルフィはルーデウスと再会するのか?」「2人の関係はどうなっていくのか」と、気になる方も多いのではないでしょうか?

本記事ではシルフィの人物像や、ルーデウスとの関係がどうなっていくのか、その後の人生までを徹底解説していきます。

彼女の歩む人生が「どうなるか気になって仕方ない」という方なら、この記事を読めばあらすじがわかるかと。

本記事でわかること
  • シルフィの人物像
  • シルフィはルーデウスと再会し結婚する
  • シルフィはルーデウスと添い遂げる
  • シルフィの人生

本記事はネタバレを含みます。
管理人の解釈や考察も含みますので、あらかじめご了承ください。

シルフィの人物概要

シルフィについての概要はこちらのとおり。

名前シルフィエット・グレイラット(愛称:シルフィ)
生年(甲龍暦)407年
種族長耳族・獣族・人族の混血
立場・肩書・二つ名ルーデウス1人目の妻
無言のフィッツ
甲龍歴とは

約500年前に起きたラプラス戦役において、魔神ラプラスの封印に大きな功績を遺した甲龍王ペルギウスをたたえ、使われるようになった暦

シルフィの特徴や性格

シルフィは長耳族・獣族・人族の混血の女の子。

髪は緑色ですが、後述するフィットア領転移事件後に白髪になります。

後に、父のロールズの母がエリナリーゼだったことが判明しています。

つまり、シルフィはエリナリーゼの孫ということですね。

幼少期からルーデウスに魔術を教わっていたため、人並み以上の魔力総量をもち、無詠唱で魔術を行使することができます。

攻撃魔術はもちろん、治療魔術はルーデウスでも無詠唱では使えなかったため、ヒーラーとしても活躍します。

幼少期の頃はいじめられていたこともあり、引っ込みがちな性格でしたが、転移事件後は芯のある女性に成長します。

シルフィの人生

シルフィの幼少期から、彼女の生涯を順に解説していきましょう。

幼少期

シルフィは幼いころ、世界中から忌み嫌われているスペルド族と同じ緑色の髪を持っていたため、周囲の子どもたちからいじめられていました。

ある日、泥団子をぶつけられているところを、たまたま通りかかったルーデウスに水魔術で助けられます。

それ以来、ルーデウスとシルフィは仲良くなり、毎日一緒に遊ぶようになります。

シルフィはルーデウスが使う魔術に興味を持ち、教えてもらうようになります。

シルフィはいじめられる髪を目立たなくするために短く切っていたので、ルーデウスはずっと男の子だと思っていました。

しかし、ある日雨に降られてずぶ濡れになり、二人で湯浴びをすることになります。

ルーデウスは彼女を男の子だと思っていたので、強引に下着をずり下ろしてしまい、そこで、シルフィが女の子だったことに気づくんですね。

その事件でしばらくは気まずくなりますが、二人の仲はやがて元通りに。

シルフィは幼いながらも、ルーデウスのことを好きになっていくのでした。

しかし、シルフィがルーデウスに過度に依存していることを心配した、父ロールズからの相談を受けたパウロは、ルーデウスを親戚であるボレアス家に預けて、二人をしばらく離すことにします。

当然、離されたシルフィは悲しみます。

ゼニスやリーリャにルーデウスの居場所を聞こうとしますが、逆に治癒魔術や礼儀作法を教えられることに。

その後もシルフィはルーデウスの家に通う日々を送りますが、10歳のときにフィットア領転移事件が起こり、シルフィはアスラ王国上空に飛ばされてしまうのでした。

アリエルの守護術士として

フィットア領転移事件で、アスラ王国上空へ飛ばされたシルフィは、地面に落ちる瞬間に中級魔術「氷霜撃(アイシクルブレイク)」を地面に叩きつけます。

これが偶然、地上で暴れていた「ターミネートボア」を直撃し、粉砕。

襲われていたアスラ王女、「アリエル」を救うことになります。

魔術を最大出力で何度もぶっ放したことで魔力は枯渇し、シルフィの髪色は白髪となり、以後元に戻ることはありませんでした。

不可抗力とはいえ、苦しんでいた緑の髪色から解放された訳ですね。

アリエルは、命を救ってくれたシルフィに「フィッツ」という偽名を与え、守護魔術師として迎え入れます。

シルフィも故郷が無くなってしまったことを聞き、これに従います。

数年後、アリエルは王位継承争いで命を狙われるようになり、留学と称してラノア魔法大学へ逃げることに。

アリエルはシルフィを連れていくには忍びないと、「守護術師の任を解く」と言いますが、シルフィは、友人であるアリエルを護ることを決意し、同行するのでした。

ラノア王国へ向かう道中では、政敵の刺客による攻撃を何度も受け、13人の護衛や侍従を失うことになります。

ラノア魔法大学には、アリエル、ルークと共に特別生として入学。

この時に学内で番長だった、リニアとプルセナがアリエルにちょっかいを出し、シルフィが決闘で返り討ちにしたことで、シルフィは学内トップの実力者となり、アリエルは生徒会長になります。

来るべきアスラ王国での王位継承争いに向け、アリエルは周辺の有力者を味方に付ける活動をはじめ、シルフィは生徒とアリエル護衛の日々を送ります。

ルーデウスとの再会

ラノア魔法大学の3年生となった頃、魔法三大国中で有名になっていた冒険者「泥沼のルーデウス」の風聞が流れてきます。

ルーデウスだと悟ったシルフィは、アリエルに自分の幼馴染であり凄腕の魔術師であることを伝えます。

シルフィからこの話を聞いたアリエルは、学内に働きかけルーデウスへ推薦状を出します。

その後、ルーデウスはラノア魔法大学へ入学することに。

この時、入試として実技対戦の相手となったのが「フィッツ」こと「シルフィ」でした。

約8年振りの再会でしたが、ルーデウスは相手が「シルフィ」であることに気づきません。

「フィッツ」と名前を変えていましたし、髪は白髪、服装は男装、目元にはサングラスを付けていたため、美形男子と思っていたようです。

学生生活ではお互いに交流を深めていきますが、一向にルーデウスは「シルフィ」であることに気づきません。

しかしルーデウスはシルフィが女性で、おぼろげながら自分が恋心を抱いていることを認識しはじめます。

一年が過ぎた頃、見かねたアリエルが一計を案じ、ルーデウスにシルフィだと気づかせるための策を用意します。

それは、二人で「フリーズフランジド」という花を取って来るように仕向ける計画でした。

アリエルの計画通り、シルフィはルーデウスを誘い出すことに成功。

気づかれないよう魔術で雨を降らせて洞窟に誘導します。

洞窟で、幼少の頃と同じシチュエーションが重なるように、濡れた服をルーデウスに脱がしてもらい、最期にサングラスを取ってもらったことで、ルーデウスはようやく「フィッツ」が「シルフィ」だったことに気づくのでした。

ルーデウスとの結婚

二人は「恋人どうし」となりますが、ルーデウスがまさかのEDを治療するために、ラノア魔法大学へ入学したことがわかります。

ルーデウスはエリスに捨てられたショックで、EDになってしまっていたんですね。

シルフィはなんとか治してあげたいと、アリエルとルークに相談し、またも策をもらいます。

それは二人でお酒を飲みながら緊張をほぐし、ルークからもらった媚薬をルーデウスに飲んでもらい、自分の身をルーデウスに捧げるという、なんとも男冥利な策。

ちなみに、この媚薬は昔、フィットア領で生産されていたもので、魔力災害により生産されなくなってから価格が高騰し、現在はアスラ金貨15枚もする高価な品。

結果、ルーデウスのEDは治り、シルフィと結ばれます。

ED治療に協力してくれたアリエルとルークの元へお礼に行ったルーデウスは、アリエルから「シルフィを幸せにして欲しい」と言われ、ルーデウスは「シルフィと結婚する」と宣言するのでした。

この時アリエルからシルフィに、「今後は男装をしなくてよい」と言われますが、以後もアリエルの護衛の時は、変わらぬ出で立ちでした。

この頃からシルフィは髪を伸ばすようになり、より綺麗な女性へとなっていきます。

ロキシーを家族に迎え入れる

ルーデウスとの結婚後しばらくして、シルフィは妊娠します。

充実した新婚生活に学生生活、子供まで授かり、幸せの絶頂とも言えるそんな時、転移事件で行方不明のゼニス捜索に協力している、ギースから手紙が届きます。

内容は「ゼニス救出困難、救援を頼む」というものでした。

ルーデウスは妊娠中のシルフィを置いて行くべきか悩んだ末、ベガリット大陸へ救援に向かうことを決意。

それを聞いたシルフィは不安になるものの、彼の意思を尊重して送り出します。

本来であれば、ベガリット大陸まで往復するのに12~18ヵ月かかりますが、ナナホシから教えてもらった転移魔方陣を使い、ルーデウスはわずか4ヵ月で帰還し、シルフィ出産に間に合います。

帰還報告をしたルーデウスは、旅先で再会したロキシーを2人目の妻にしたいと願い出ます。

というのも、救出作戦では父パウロを亡くし、ゼニス救出には成功したものの、彼女は廃人のようになっていました。

ルーデウスは文字どおり絶望の淵に…。

そんな時、ルーデウスに恋心を抱いていたロキシーは、ルーデウスを立ち直らせたいと身を捧げたのでした。

ロキシーを幼少の頃から尊敬し、好いていたルーデウスは、身を捧げてくれた彼女のおかげで気力を取り戻します。

しかし今度は、ロキシーとの今後をどうするか思い悩むことに。

もちろんシルフィという妻がいますから、一度はロキシーとの関係は一度きりと割り切ろうとしますが、エリナリーゼの後押しもあり、ロキシーを妻に迎えるべく家族に相談したのでした。

結果、一夫一妻の考えのミリス教徒である妹のノルンには反対されますが、シルフィは快くロキシーを受け入れるのでした。

シルフィは「女性好きなグレイラット家を考えれば、いずれ複数の女性を連れて来るだろう」と、割り切っていたようですね。

なんとも、懐が大きいですね。

ルーシーを出産

ルーデウスがベガリット大陸から帰還して、約一か月後にシルフィはルーシーを出産します。

シルフィは自分が「緑髪」で苦しめられたことから、子供が「緑髪で生まれたら…」と心配していましたが、ルーデウスと似た茶髪だったため安堵したのでした。

ルーシーの名前の由来は、ルーデウスとシルフィの頭文字です。

ナナホシを病から救う

ナナホシの召喚魔術の研究が進み、「空中城塞ケイオスブレイカー」で研究を始めるということで、シルフィやルーデウスも、共にペルギウスの所へ挨拶に行くことになります。

空中城塞に到着後、ナナホシの気分が悪そうだったため、シルフィが治療魔術をかけてあげたところ、ナナホシが突然血を吐いて倒れます。

ルーデウス達はすぐさま、治療法を探して魔大陸へ飛び、ドライン病に効く「ソーカス草」を持参して帰ってきます。

この間、シルフィは「贖罪のユルズ」の能力で、体力や健康を分け与える処置を受けて、ナナホシを助けるのでした。

シルフィ自身も一時は衰弱しますが、ナナホシが持ち直した後に体力を回復、自宅へと帰ります。

エリスを家族に迎え入れる

ナナホシの「ドライン病事件」がひと段落したある夜、ルーデウスは未来からやってきた自分(通称老デウス)と遭遇します。

そこで、これから自分の身に起こることと、その忠告を聞きます。

その忠告は大きくこの3つでした。

  • ナナホシに相談する
  • エリスに手紙を送る
  • ヒトガミは警戒しても敵対はするな

老デウスの人生では、事あるごとに突っかかってくるエリスを邪見に扱っていました。

しかしエリスは、アトーフェとの戦闘で老デウスを庇い死んでしまいます。

老デウスは彼女の死後、「エリスは自分のことが好きで付きまとっていただけだった」ことをギレーヌから聞かされます。

このことから、「エリスには幸せになって欲しい」という思いがあったんですね。

ルーデウスは妻2人に相談し、「エリスに手紙を送ること」「もしかしたら3人目の妻に迎えるかもしれないこと」を伝えます。

シルフィにとってエリスは「ルディを捨てた人」という印象が強かったため、一旦彼女をどうするかは保留となりました。

そんな折、老デウスとの会話を聞いたヒトガミがルーデウスに、「オルステッドを殺してくれたらキミの家族に手を出さない」と脅してくるのでした。

追い込まれたルーデウスは、オルステッドに戦いを挑むも魔力枯渇まで追い込まれ、「もう終わりか」と思った所、突如エリスが助太刀に入ります。

エリスはルーデウスから手紙をもらい、大急ぎでやってきて間一髪でルーデウスの窮地を救ったんですね。

オルステッドには敗れたものの、彼の傘下に入ることとなり、この事件は幕引きとなります。

いわずもがな。土壇場で救ってくれたエリスに、ルーデウスは惚れ直します。

シルフィとロキシーも、エリスのルーデウスへ想う気持ちを知り、家族に迎え入れることを快諾。

エリスを3人目の妻として迎え入れるのでした。

アスラ王国での政争

ルーシー出産から約2年後、現アスラ王の危篤を知り、アリエルが王位継承争いに向け、アスラ王国へ向かい、その護衛としてシルフィも同行するのでした。

アリエルに同行したメンバーは7名。

アスラ行きアリエル同行メンバー
  • ルーク
  • シルフィ
  • エルモア(アリエルの侍者)
  • クリーネ(アリエルの侍者)
  • ルーデウス
  • エリス
  • ギレーヌ

アスラ王国への道中では「赤竜の上顎」で、「ピレモンの刺客」と「北王ウィ・ター」「北帝オーベール」の襲撃を受けますが、撃退に成功。

その後も、何度も道中で襲撃を受けます。

「王都アルス」に入ってからは、再び「北王ウィ・ター」「北王ナックルガード」「北帝オーベール」からの闇夜の襲撃を受けますが、ここでも「北王ウィ・ター」は苦戦し、黒煙を巻いて逃げようとします。

シルフィはアリエルの影武者として馬車の中にいましたが、馬車から飛び出して、混合魔術「火炎竜巻」で黒煙を吹き飛ばし、追撃の援護しています。

王都での王位を争うパーティーでは、シルフィが中級火魔術「フレイムピラー」で、ペルギウス登場を演出。

王位継承争いの軍配がアリエルに挙がった所で、裏切ったピレモンが擦り寄って来ようとしたことに激怒したアリエルは、ピレモンに死刑を言い渡します。

ここで、ピレモンの息子であるルークが、ピレモンの助命を歎願してアリエルの首筋に剣を立てます。

ルークはこの時ヒトガミの使途となっており、オルステッドの配下となっているルーデウスを警戒していたことから、自分達が「ハメられたのでは?」と混乱状態にいたんですね。

ルークはシルフィに「アリエル様を助けてほしくば、ルーデウスを殺せ」と言います。

シルフィはこれに対し、迷うことなく「ルディを選ぶ」と言い切ります。

背後でこのやりとりを聞いていたルーデウスは、あまりの感激に、口に手を当てて「信じられない」という表情が模写されています。

このシルフィの覚悟から、ルークは自分が大きな間違いを犯したことに気づいたのでした。

アリエルは寛大にもルークを許します。

こうしてアリエルは、次期アスラ王国国王となることが確定したのでした。

この後シルフィが、ルーデウスから熱い抱擁を受けたことは言うまでもありませんね。

ジークを出産

アスラ王国での王位継承争いが終わった後、シルフィはアリエルの護衛をやめて、家事育児に専念することを宣言します。

今までは、家庭と仕事を両立してきて、シルフィは子育てにあまり関われないことを気にしていたんですね。

「専業主婦」になってから4年後、シルフィに待望の2人目の子供、「ジーク」が生まれます。

しかし、生まれてきた子の髪色が緑色だったことから、出産直後にシルフィはショックのあまり失神してしまいます。

その理由は2つ。

  • 嫌悪されているスペルド族と同じ緑髪だと迫害されること
  • 緑髪の持ち主はラプラス因子を持っていることがあり、ラプラス転生の身体になる可能性があること

出産後は、傍からみれば気をいくぶん持ち直して子育てをするシルフィでしたが、ジークの将来への不安から、ナーバスになっていました。

そんな折、ラプラス打倒に命を捧げているペルギウスから呼び出しを受けます。

「ジークを見定めるためか?」と思いつつ、ルーデウスと共にペルギウスの所へ向かいます。

ルーデウスはこの場で、「ジークがラプラスであった場合、守るためにペルギウスであれど戦う」と宣言します。

ところが、ペルギウスの用は別にあり、ジークのことは「心配していない」という、肩透かしな回答が返ってくるのでした。

この言葉を聞いて、「ジークはラプラスではない」「ルーデウスは何があっても家族の味方」であることを知ったシルフィは、落ち着きを取り戻します。

ここでペルギウスから「サラディン」の名前をもらったため、これをミドルネームとし、「ジークハルト・サラディン・グレイラット」と名づけることになります。

決戦への参加

ジーク出産の翌年、ヒトガミの使途となったギースが、北方大地の東端「ビヘイリル王国」にいることがわかり、決戦に向けて作成会議が開かれます。

この場でシルフィは、剣の聖地へ「ガル・ファリオン」と「ニナ・ファリオン」を仲間に引き入れる役目を願い出ます。

ルーデウスは「家族を危険にさらしたくない」という思いから迷いますが、ロキシーに最善の策であることを諭され、了承します。

もう2人の妻である、ロキシーとエリスも協力し、総力戦の様相となるのでした。

決戦は事のなりゆきで、スペルド族が住む「帰らずの森」で開始され、激戦が繰り広げられます。

ヒトガミの使途となった「闘神バーディ」と戦うこととなり、以下のメンバーで当たることになりました。

「闘神バーディ戦」メンバー
  • ルーデウス
  • エリス
  • エリナリーゼ
  • ザノバ
  • ドーガ

しかし闘神の戦闘力は圧倒的で全員が戦闘不能となり、ルーデウスにとどめの拳が振り下ろされようとした所で、シルフィ一行が間一発で到着、助太刀します。

そのメンバーはこちら。

「闘神バーディ戦」助太刀メンバー
  • シルフィ
  • ギレーヌ
  • イゾルテ

シルフィは長く戦いの一線から退いていましたが、それを感じさせないスピードで駆け回り、全員に無詠唱で治療魔術をかけ、あっと言う間に戦線を立て直します。

そして最期は、ルーデウスが「闘神バーディ」を倒し、決戦に幕が降りるのでした。

シルフィその後の人生

決戦後はヒトガミからの妨害工作は”なりを潜め”、シルフィは平穏な日常を過ごしています。

ルーデウス家の教育方針で、ルーシーをはじめとした子供達は、7歳になるとラノア魔法大学へ入学することに。

長女ルーシーが入学するときには、親バカなルーデウスが「一緒に学校まで送りたい」と言うのを、シルフィは、「自分で見つけて、自分で知ることも大事」だと言って止めるのでした。

しかし、ルーデウスはこっそり学校まで忍び込み、授業をするルーシーを観に行く始末。

シルフィは、そんなルーデウスを発見。

さすがに怒った後に、信用されていないのかと泣いてしまいます。

ルーデウスは平謝りで仲直りして、帰りは3人仲良く手をつないで帰るのでした。

でもこの後3日間、シルフィが夜の相手をしてくれなかったのは後のこと。

ルーデウスの最期を看取る

戦いから離れた後のシルフィは、ルーデウスの妻として、主に家事や育児に専念しています。

ルーデウスとの間に2人の子供をもうけ、一緒に住む家族は全員で14人、シルフィとルーデウスは74歳まで共に添い遂げることになります。

74歳になったルーデウスは寝たきりで、長い間眠っていましたが、ある日目ざめます。

ルーデウスの主観では、この時のシルフィの見た目は40代くらいのおばちゃん。

長耳族の血が入っているため、人族よりも長寿なんですね。

シルフィをはじめ、子供や孫、ひ孫、オルステッドも来ています。

残念ながらエリスは、この数年前に先に旅立っていました。

シルフィは優しくルーデウスの手を握り、皆でルーデウスの最期に立ち会うのでした。

ルーデウス死後のシルフィ

シルフィが描かれているのはルーデウス存命までで、その後については描かれていません。

ですが、長耳族の混血であるシルフィは人族に比べ長寿のため、この後も人生は続いていくはずです。

無職転生は完結していますが、物語はまだ完結しておらず、多くの謎も残ったまま。

作者「理不尽な孫の手さん」曰く、その後のストーリーはいずれ描かれる予定とのことですので、その時にシルフィが登場する可能性もあるかもしれませんね。

シルフィのもうひとつのストーリー

シルフィには、もうひとつの人生があったことが判明しています。

これは、未来から来たルーデウス(老デウス)が辿った人生でのシルフィですね。

結論から言うと、老デウスの人生でのシルフィは亡くなっています。

事の顛末はこんなところ。

老デウスの人生におけるシルフィ
  1. 「ナナホシのドライン病事件」の後にロキシーが魔石病で亡くなる
  2. ルーデウスが自暴自棄になりシルフィの言葉を聞かなくなる
  3. ルーデウスが娼婦と関係をもち、シルフィが心を閉ざす
  4. シルフィはアリエルの政争に参加し、ルーデウスに黙って旅立つ
  5. ルーデウスはそれを追うも間に合わない。
  6. アリエルは政争に敗れ、シルフィは磔に処されて亡くなる

老デウスが辿った人生については、別記事にで解説予定ですのでお楽しみに。

なにはともあれ、シルフィがこんな悲しい結末にならなくて、本当に良かったと感じるばかりです。

あまとうちゃん
あまとうちゃん

もしこんなストーリーになってたら、悲しすぎて読んでられませんでしたね。

【まとめ】シルフィは多くの人に囲まれ幸せな結婚生活を送った

シルフィは幼少期こそ、家は貧しく、いじめられているなど、辛い生活をしていましたが、ルーデウスと出会い、大きく人生が変わりました。

泣き虫だったシルフィは、アリエルの守護術士として強い女性となり、芯のある女性へと成長したんですね。

そして、ルーデウスと結ばれ、多くの友人にも恵まれます。

ルーデウスと最期まで添い遂げることができ、幸せな人生だったことは間違いないでしょう。

とはいえ、ルーデウス死後もシルフィの人生は続きます。

この部分が今後描かれるかはわかりませんが、続きの話が描かれる日が楽しみで仕方ありませんね。

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